「ついに、この日が来た。
憧れ続けた“英国の魂”を纏ったカフェレーサー、コンチネンタルGT650との暮らしが始まります。」
なぜ、コンチネンタルGT650を選んだのか
バイク歴早11年。
学生時代から、オートバイと共に歩んできました。
HONDA TODAYに始まり、SUZUKI ST250、HONDA LEAD110、そしてHONDA CRF250L。
小排気量で扱いやすく、どこへでも気軽に行ける、そんなバイクたちが私の相棒でした。
しかし昨年末、20代の終わりにふと思ったのです。
「そろそろ、もう一段階、ステップアップしたい」と。
そうして大型免許を取得。最初は誰もが憧れるハーレーに乗るつもりでした。
けれど、都内での街乗りがメインの私にとって、
あの車重とサイズ感は正直、少し不安でもありました。
そんなとき、SNSのタイムラインに突如現れたのが——
ロイヤルエンフィールド・コンチネンタルGT650。
そのスタイルに、一瞬で心を奪われました。
クラシカルで研ぎ澄まされた美しいシルエット、
絶妙な車体サイズとスペック。
まさに、「今の自分にちょうどいいカッコよさ」。
こうして私の新たな相棒として選ばれたのが、
コンチネンタルGT650だったのです。
納車当日──その瞬間、鼓動が高まる
納車日は、まるで子供の頃の遠足の朝のよう。
前日から何度も天気予報を確認して、当日は早朝に目が覚めてしまいました。
バイク屋さんへ向かう道すがら、どこかそわそわと落ち着かない。
そして、ついに対面したコンチネンタルGT650。
ショールームの中、シルバーのボディにうっすら映る光。
どの角度から見ても、美しい。まるで静かに呼吸しているような存在感でした。
説明を受け、キーを差し込み、セルを回すと……
「ドゥルルン」と重低音が響く。並列2気筒らしい、丸くて上品なサウンド。
「ようこそ、俺のバイクライフへ」
そんなセリフを心の中で呟きながら、ハンドルを握りしめました。

都内での街乗りデビュー──意外な軽快感
まず驚いたのは、「思ったよりも取り回しがラク」ということ。
正直、車両重量が200kgオーバーと聞いて少しビビっていました。
でも、いざ跨ってみると不思議なほどスムーズ。
ハンドルの切れ角もあり、低速でのバランスも取りやすい。
そしてなにより、視線を感じる。
信号待ちでは隣のドライバーや通行人の視線が…
「なんだあのかっこいいバイクは?」という空気を感じます(笑)
渋滞でも、鼓動のようなエンジン音が退屈を感じさせない。
交差点を曲がるときも、エンジンブレーキとともにギアを落とす感覚が気持ちいい。
まさに、「走ること」そのものが楽しい。
最後に──乗ってわかる、GT650の美学
今はまだノーマル仕様だけど、
これからロケットカウルやシングルシートカウルを装着して、
自分らしい1台に仕上げていく予定です。
乗るたびに「俺のバイクかっけえな」と思わせてくれる、
そんな魅力がコンチネンタルGT650には詰まっています。
これからこの相棒と、カスタムもツーリングも、
どんどん発信していきたいと思います!
